ESファイルエクスプローラーで共有フォルダにアクセスする際にパスワードを設定(WindowsXP Home)

前回、ESファイルエクスプローラーを通じて、PCで共有したフォルダへAndroidから接続できるようになったことを記事にしました。

ですが、このままだと共有フォルダにはLAN内につながっているPCやデバイスからは誰でもアクセスできる状態になってしまいます。一人暮らしであればそれでも問題ありませんが、家庭内や社内では困る場合もあると思います。

というわけで共有フォルダへの接続を自分だけに制限したいと思ったのですが、色々と面倒があったので備忘録がてらまとめてみました。

WindowsXP Homeでは通常はパスワードはかけられない

いままで寡聞にも知らなかったのですが、WindowsXPのHomeEditionでは通常は共有フォルダにパスワードをかけることができません(Proでは可能です)。

これはHomeEditonでは外部からのアクセスすべてを「Guest」ユーザーとして扱う設定で、なおかつGuestユーザーにはパスワードが設定できないためとのことです。

WindowsXP Homeでパスワードをかける方法

しかしコマンドプロンプトからCUIで操作することで、Guestユーザーにもパスワードを設定することができます。

これについては以下の記事が大変参考になりました。

・Windows XP Home Edition でのファイル共有をパスワードで保護する方法 - にょろぞうのつぶやき

この記事を参考にしてGuestにパスワードを設定したところ、AndroidからESファイルエクスプローラー経由で接続したときにもきちんとパスワードを要求されるようになりました。

なおパスワードをかけた場合は、ESファイルエクスプローラー側でもパスワードを設定しておく必要があります。以下、簡単にその手順も書いておきます。

  1. ESファイルエクスプローラーのLANタブを開く。
  2. 共有フォルダのあるPCを長押しして「サーバーを編集する」を選ぶ。
  3. 「ユーザー名」に「guest」と入力。
  4. 「パスワード」に、PC側でGuestユーザーにかけたパスワードを入力。

これで「確定」すれば、共有フォルダにアクセスできるようになります。もちろんパスワードを知らない他の人がアクセスしようとしても接続はできません。