Firefoxの右クリックが重い場合の対処法

最近Firefox4を使っていて、右クリックメニューを開くのが妙に重いのに気づきました。

どうもこれが長文になるほど顕著なようで、単語ぐらいの長さだとすんなり開くのに、長文記事とかをまるごと選択すると、ものすごく重くなります。
具体的には、クアッドコアでメモリ4GB積んでてもFirefoxが応答しなくなるぐらい重くなります。

テキストリンクアドオンが原因

これはちょっと異常だな、ということで検索してみたところ、どうやら「テキストリンク」アドオンが原因のようだ、と判明しました。
ちなみにテキストリンクアドオンは、aタグなどでちゃんとリンクになっていないURLでも、URL上でダブルクリックするだけでちゃんとリンクとして認識して移動できるようになる拡張機能です。

とはいえ非常に便利なアドオンなので、さすがに削除したくはないなーと思って設定など色々変えていたところ、有効な対処法を発見したので載せておきます。

右クリックが重くならない「テキストリンク」の設定

  1. アドオンメニューを開き、テキストリンクの「設定」をクリックします。
  2. 「全般」の「アクション1」の「URI文字列を選択したときのコンテキストメニューに以下の項目を加える」のチェックを全て外す。
  3. 同様にして「アクション2〜5」もチェックを外す。
  4. 「OK」をクリック。

以上で設定は完了です。なお、私はダブルクリックでURL開く以外の機能は必要ないので、アクション2〜5に関しては、念のために動作も「マウスからの入力を検知しない」に設定しています。

ちなみに上記設定ですが、おそらくですが重くなっている最大の原因はコンテキストメニューのなかでも「<選択範囲のURI>をコピー」だと思うので、これのチェックを外すだけでも大丈夫かもしれません。

ちなみに「じゃあ選択範囲のURL(URI)をまとめてコピーしたいときはどうすれば!」と言われる方には、そっと「Copy Link URL」アドオンを差し出しておきます。

つ Copy Link URL

上記アドオンを導入すると、リンクを含む文章を範囲選択した際に、右クリックメニューに「Copy Selected Links」というのが表示されるので、それをクリックすれば複数URLをまとめてクリップボードにコピーできます。