Emacsでリージョンを上書き入力できるようにする

昔から、ちょっと長めの文字列を書き換える場合には、範囲選択をしてからそのまま代わりの文字列を入力する、という一風変わったスタイルをとっています。ワードとかそのほかWindows系のエディタであれば、Shift＋カーソルキーで範囲選択して、そのまま代わりの文字列を打ち込むわけです。

なんでこんな変なクセが身についたのかなーと思ったのですが、たぶん範囲選択によって色付けされることで、自分はここからここまでの文字列を書き換える、というのが視覚的にわかりやすいからなのだと思います。あと、DeleteやBackSpaceを押すという余計な動作も省略できますし。

でここから本題なんですが。
Emacs使ってるとリージョン（選択された範囲）はC-wやM-wでカット・コピーはできても、文字列打ち込みによってそのまま書き換えはできないのです。初期設定だと。

というわけで修正方法を探しまして見つけました。
以下の一行を.emacsに追加すればOKです。

(delete-selection-mode t)

なんとも簡単な話で、ちゃんと設定があるのですね。。。
設定そのものはリージョンの削除の可否を設定するものですが、ここをt(true)にしておけば、文字列を打ったときにそのまま置き換わってくれます。

なお、今回の記事は以下のブログを参考にさせていただきました。
リージョンを削除できるようにする - speg03の雑記帳