Firefox4でリンク先URLの位置がコロコロ変わる問題を解決
Firefox4になって、これまでのステータスバーがアドオンバーという名称にかわりました。また、このアドオンバーは初期設定では非表示になっています。
バーが非表示になったおかげで画面領域が広くなるのは嬉しいのですが、このままだと(マウスオーバー時に)リンク先URLをステータスバーで確認できないという問題があります。
Mozillaもその辺は考えてたみたいで、アドオンバーが非表示であっても、リンクが設定された文字列にマウスをあわせると、画面最下部にリンク先URLが自動表示されるようになっています。
ただFirefox4を使ってて疑問だったのが、このリンク先URL、左下に出たり右下に出たりと表示場所がコロコロ変わるのです。最初は、URLが長いと右に出るのか?と疑ったりもしたのですが、違いました。実際は検索バーが出ているかで変化します。
- 検索バー非表示
- リンク先URLは左下に表示
- 検索バー表示中
- リンク先URLは右下に表示
なんでこんな分かりにくい挙動にしたのかさっぱり不明なのですが、結構検索バーを出したままにしてることってあるので、そのたびに左下に視線をやって、URLがないので右下へ移動して、ということが頻繁に起こります。視線移動が激しくてやたらと疲れます。
で、しょうがないのでアドオン導入でやや強引に解決しました。今回導入したのは「URL Tooltip」というアドオンです。
この拡張をインストールしておくと、マウスオーバー時にimgのalt属性のように、ツールチップでリンク先URLが表示されるようになります。
そのため、視線をまったく移動せずにリンク先URLが確認できるのでかなり楽です。
Firefox4で、リンク先URLが左へ右へと移動してお困りの方におすすめです。
このほかの代替解決として、「Status-4-Evar」などの、ステータスバーを元に戻す拡張を使う手もあります。ただ、バー一本分画面領域が狭くなってしまいますので、その辺はトレードオフだと思います。